ふなめし
2014年 01月 19日
冬の郷土料理 ふなめし
寒の入り(二十四節気の最後1ヶ月)一年中で最も寒い時期。
この頃は、地元の高梁川(たかはしがわ)の寒鮒(かんぶな)が旬を迎えいっそうおいしくなる時期。
そのふなで作るご飯が「ふなめし」
この地域では、明治時代以前から寒鮒(かんぶな)を釣ってきて包丁でトントンとたたいてミンチにして「ふなめし」を作っていたそうで、骨ごと食べるのでカルシウムが豊富にとれ、さらに体を温める根菜類もたくさん入っており、栄養価も高いということで、暖房がなかった昔には、この「ふなめし」を作って、家族や地域の人たちと一緒に食べながら体の芯まで温まっていたそうです。
といっても、
わたくしは、まったく食べた記憶がない
大人になって、初めて食べて、すごい料理があるもんだと、びっくりした記憶。
が、西の地域では、学校給食などに出ていたそうですが、あまりお子ちゃまには人気が無かったようです (笑)
たしかに!お子ちゃまに受ける料理ではないね
お店で「フナミンチ」を見つけて作ってみたくなった!
フナミンチを、野菜と一緒に炒め煮、たっぷりの水(だし汁)を加えてやさいが柔らかくなるまで煮たら出来上がり。
具がいっぱいの汁を、熱いご飯にたっぷりかけて、いただきます。
むかしはどこでも味わえた料理のようですが、今では、なかなか味わえない郷土料理。
最近は、「ふなめし祭り実行委員会」など、「ふなめし」広報チームがいくつか起き、この時期には、「ふなめし」を作って食べるイベントが開催されているようです。
船穂町柳井原地区では「ふなめし祭り」より
熱いご飯にたっぷりと汁をかけて食べる、
もぉサイコーにおいしいもんです。
冬の今の時期ならではの味!!
by macha04macha | 2014-01-19 09:58 | うちめし