おくら
2012年 08月 09日
8月
ネバネバで暑気払い!
という事で8月のお教室は、OKRA(オクラ)
”オクラのみそてんぷら”
衣に味噌をチョイと入れるだけで、味が変わっておいしいの。
添えるお野菜には衣を付けないで素揚げにすることで天ぷらのアクセント♪
この日は名荷を使いましたが、甘ピ~などもおいしいね。
そしてこの味噌衣は、いろいろな食材に使えますが、
あれこれ揚げるのではなく、ひとつだけ、天ぷらにするのがおすすめ。
味噌衣のお陰でオクラも立派なメイン料理!
”オクラと名荷のバルサミコ酢和え”
さっと湯がいたオクラと名荷をバルサミコ酢とオリーブオイルでサッと和えただけ。
これ、お教室では作りませんで、すごく好きな1品。
オクラを茹でたあとに、ちょっと手でモミモミすると中からタネが出てきます。
食べるとタネがプチッとしておもしろい食感に、
そして見た目もちょっとよろしくない!?^^
”オクラの炊いたん”
フツーすぎて怒られちゃうかも!?
って思いながら用意したレシピですが、
オクラを煮物にする方が、意外といらっしゃらなくて、ちょいとビックリ!
そしてニンマリ~~。
おダシで薄めに炊くだけで、やわらかトロリンのおいしい煮物♪
お揚げさんと一緒に炊くのも大好きです。
”モロヘイヤと夏野菜のサラダ”
この時期にゼツタイに食べて頂きたい野菜は、モロヘイヤ
たくさんの栄養素、機能成分が含まれている最強やさい!
今の時期にしか食べられない!!
なかなか食べにくい野菜ですが、あえて生で!!
夏野菜と一緒にサラダにしちゃった♪
ドレッシングは、太白ごま油をお塩だけ
太白ごま油は、コクがあるけどごま油特有の香りが無いので、野菜の邪魔をしない。
とっても使える油です。
生で食べるモロヘイヤもおいしいのよ♪
デザートは、
お教室のみなさんが、おっかな、びっくり召し上がった~~~~、
”ゴーヤのシャーベット”
生のゴーヤにフレッシュパイナップルと少しのシロップを入れて固めるだけ!
ひと口め…、
「んん……」
ふた口め
「あっ、おいしいぃかも~」
み口め
「おいしぃ~~♪♪
ちょっと遊びで作ってみた”ゴーヤのシャーベット”
朝のお教室も 夜のお教室も
「おいしいぃ♪♪」
っていってくださいました。
みなさまの反応がすごく楽しみでした。
お料理のこういうところがおもしろいんだなぁ^^
そして本命!?
”桃のジェラート”
冷凍した桃にプレーンヨーグルトを混ぜて固めただけ!
このジェラートは、わたくしがお教室でよく作るレシピですが、
地元の特権を活かして!?
たっぷりの桃を使ってジェラートに♪♪
これはもぉ~~~みなさん満面のSmileで召し上がってくださいました。
デザートのメリハリもポイントなんだな♪
お教室のお料理
んんん~~~、
いつ観ても悲しい姿、
お皿の変更はむりだから、ちょっと違う方で何か考えなくちゃねぇ…。
オクラのうんちく
英語で言ってもOKRA(オクラ)
Uが抜けてるようですが、原産地はアフリカでアフリカの語源が変わってOKRAになったのではといわれています。
生でよし、ゆでてよし、煮てよし、揚げてよし・・・夏の食卓で万能選手として活躍してくれるオクラは、7月から9月が旬。
夏野菜の中では控え目な存在なですが、
特有のネバネバ(ムチン)は、ネバネバで胃壁を保護したり、主成分の食物せんいで、お腹を整えてくれたり、また保湿効果、老化防止などにも効果があると言われています。
他にも、たんぱく質、カロチン、ビタミンB1、C、カルシウム、鉄も多く含んでるので、
調理も万能ですが、栄養的にも万能野菜。
オクラは、アオイ科。
野菜で仲間はいません。
仲間は、ハイビスカス。
なので花は、ハイビスカスのような花をつけます。
他には、綿、ケナフと、食べることの出来ない植物。
オクラは和な野菜のイメージを持っている方も多いですが、
原産がアフリカ北東部(エチオピアが有力)
トマトと煮込んだり、豆と煮込んだりと、
あまり日本では馴染みのないお料理に使われています。
トマトとオクラもすごく相性がいいです。
煮込むとどちらもトロンとしていくらでも食べられます。
そろそろお別れの夏野菜、実も硬くなってきました。しっかり加熱して召し上がってみてください。
今回のお料理は、トウキョウで勉強して、教えて頂いたレシピです。
来月からは、秋野菜。
野菜の可能性は無限大~~~、
いっぱいおいしいもん食べて、学習して、みなさんにおいしい野菜をいっぱい食べて頂きたいなぁ♪
by macha04macha | 2012-08-09 06:41 | 野菜ソムリエ